

「第1期 島まるごと図書館構想」(2007年〜2020年)
"図書館のない島"というハンディキャップを逆に活かし、島の学校(保育園〜高校)を
中心に地区公民館や港など人が集まる既存の公共施設を図書分館と位置づけ整備し、
それらをネットワーク化することで、島全体を一つの「図書館」とする構想。
「第2期 島まるごと図書館構想」(2020~2030年)
中央図書館を拠点に学校・公民館・各機関と協働して島のあちこちに図書スポットを設置し、
それらを人がつなぐことで島全体をまるごと図書館にする構想。
本・場の提供を通じて住民の暮らし・町の取組みをまるごと支え、豊かで住みよい持続可能な島の実現に貢献する。
基本目標<海士の図書館がめざすもの>
1 だれもが自由に憩い集う 心のより所となる図書館
2 暮らしを創造する知恵・アイデアを提供する図書館
3 文化・芸術に親しむことのできる文化拠点
4 学び・情報へアクセスを保証する知の拠点
5 海士の昔と今を伝え 未来につなぐ地域の情報拠点
6 本を起点に対話・学び合い・多様な活動が生まれる町の活動拠点
7 「ない」から「ある」を生み出すまちづくりの源泉となる図書館
これまでのあゆみ
- ●2007年10月 「島まるごと図書館構想」のもと、未設置図書館地域として図書館事業を開始
- ●2007年11月 学校司書配置を開始
- ●2007年12月 町内各所にミニライブラリーを配置スタート
- 海士町中央公民館図書室をリニューアル
- ●2009年度 海士小学校が「子どもの読書活動優秀実践校」で文部科学大臣表彰受賞
- ●2010年10月 海士町中央図書館が開館
- ●2011年度 福井小学校が「子どもの読書活動優秀実践校」で文部科学大臣表彰受賞
- ●2012年度 海士町中央図書館が「子どもの読書活動優秀実践図書館」で文部科学大臣表彰受賞
- ●2014年11月 海士町中央図書館が「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2014」で優秀賞受賞
- ●2017年度 読み聞かせボランティアグループ「チェルシー」が「子供の読書活動優秀実践団体」で文部科学大臣表彰受賞
- ●2021年 第二期島まるごと図書館構想を策定