すばらしい絵本をたくさん贈っていただきました。感謝、感謝です。
2013/02/20
おそらくどの公共図書館でも「家庭で読まなくなった本を図書館に寄贈したいのですが」という住民の方からのありがたい連絡があることと思います。海士町中央図書館でも住民の方からよく連絡を頂くのですが、住民だけではありません。交流事業がさかんで島外の方がたくさん訪れることやメディアに取り上げられることが多いため、その縁で島外から本を贈っていただくことが結構あります。
先日は、岐阜の奥様から「海士町をテレビで見て、この町なら絵本を活用してくれるのではないかと思いまして」と寄贈の電話がありました。そして数日後、40数箱もの絵本たちが海士にやって来ました。どれも選び抜かれた美しい絵本ばかりで、寄贈してくださった方のセンスの良さがうかがえました。絶版になった貴重な絵本もあり、スタッフはわくわくしながら箱をあけ、早速登録作業を始めました。上の写真は整理中のようすです。書店ではなかなか出会うことのない見たことのない絵本ばかりで、「こんなにさまざまな絵本があるんだなぁ」と絵本の世界の奥深さを感じました。
小さな島にいると本との出会いは限られてきます。自分では出会えなかったであろう本が、海士の図書館にたくさん仲間入りしました。開館してまだ2年ちょっとの若い図書館ですが、素晴らしい本が仲間入りして深みが増したかなと思います。
岐阜の奥様〜! 長年大切にしてこられた大切な絵本を贈っていただき、本当にありがとうございました。 (by ISO)