発見!海士町役場の“水琴窟”☆
2013/09/05
9月に入って数日続いた雨、たらいをひっくり返したかのような雨量でした。
出かけた先で、大粒の激しい雨にみまわれて、一時身動きがとれなかった方もいらっしゃたのでは。。。
昨日、図書館の分館から戻るとどこからか綺麗な音色が☆
ちょうど雨も収まりかけて、呼びとめられたようできょろきょろしてみますと、
なんと!その主は開発センター横の『排水溝』。
まるで、それは『水琴窟』
溜まった水面におちる水滴音が情緒たっぷりに、ピン・ピョン・ピシャ♪
という共鳴音が優美にゆらいで、心を和らげてくれるのでした。
次の雨の日のたのしみにも。
どうか襲来ではありませぬように。
※ 水琴窟... 瓶のそこに小さな穴を開け、伏せて埋め、
余水が瓶の天井から“しずく”となって落ちる。
水滴音が瓶の空洞で共鳴し、琴の音に似た洗練された
音を響かせる。
江戸中期から昭和初期にかけて伝承された。 (か)