『自分と未来のつくり方』 岩波ジュニア新書
2013/09/20
新しい情報ツールが次々と生まれている感覚がある。
(そんな)「メディア社会にどんな未来を描きますか?」と始まる本書
情報産業社会で“想像力”を取り戻すために、
エンデの『モモ』をモチーフに哲学者の議論を引用しながら解説されていきます。
『モモ』の時間どろぼう・プラトンの“洞窟の囚人”・
時代を先取りした宮澤賢治に時代を読み解くカギが!?
哲学といっても、中学生向け講義を書き下ろしているので、
最大限にわかりやすく書かれています。
「岩波ジュニア新書」は、ジュニア版としながらも実はあなどれない本が多く、
入りやすく気負わずに読みすすめられます。
“自分が自分であるために”
(か)