３／２９　松本侑子氏講演会『隠岐騒動〜ロマンと歴史を語る〜』が開催されました

出雲市出身の作家・翻訳家 松本侑子氏をお迎えし、隠岐騒動をテーマに講演会が行われました。当日は４５名の参加があり、講演後の本の販売・サイン会も大いに賑わいました。

　「隠岐騒動」について、皆さまはご存知ですか？ 隠岐騒動とは、江戸時代最後の年、倒幕と尊皇にゆれる島後で起こった 若き庄屋と農民３０００人による蜂起のことです。松本先生が昨年出版された『神と語って夢ならず』には世界初の自治政府を打ち立てるに至った経緯が生き生きと描かれており、「自分たちの身は自分で守る」という島民の住民自治にかける熱い想いに触れることができます。　
　持続可能なまちづくりに挑む海士町にとって、共感する部分の多い作品となっていますので、ぜひ『神と語って夢ならず』を読んでみてください！！　
　もちろん本の貸出しもしていますが、しばらくは館内カウンターにて松本先生の本の販売もしておりますので、お立ち寄り下さいませ。　　　　　　　　　　　
　ほぼ史実にもとづいて書かれた「歴史小説」というジャンルの面白さを再認識した講演会でした(^^)