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平和は、知ることから
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2016/03/19
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今回はちょっとまじめなテーマですが...
テロや領土問題、憲法改正などのニュースが報道メディアで取り上げられることが多くなりました。
この平和問題は人類の課題なのだなとつくずく思います。
これからどうなっていくのか。過去の戦争の真実はなんだったのか。
たくさんの情報が飛び交っているので見えにくいのもまた悩ましいです。
「戦争を経験していないから分からない」と流れに身を任せるのも怖いきがします。ということで、知ることが第一歩かなと思います。
いろいろな本があるなかで最近読んだのがこの2冊。
まず、隠岐ゆかりの本である「ラーゲリから来た遺書」辺見じゅん:著。
西ノ島出身の山本さんが主人公で戦後のシベリア抑留の日々を綴ったノンフィクションです。
終戦後も日本に帰ることができず強制労働を強いられた人々が多くいた事実を知ることができました。
地獄のような日々のなか、希望をもって生きている姿に余計胸がしめつけられました。
次に「ぼくらの民主主義なんだぜ」高橋源一郎:著。
作家であり明治学院大学教授でもある高橋さんが原発・平和・政治問題などについて論じています。
けっこう過激な意見もあるかもしれませんが、いろんな場所でいろんな人たちがいろんなやり方で「民主主義」を実現すればよいというメッセージが胸に残りました。
(iso)