心に響く「言葉」の絵本
ちょっとした時間で読める、心に響く言葉の絵本を4冊ご紹介します。
『最初の質問』 長田弘 詩・いせひでこ 絵
この本を開くと、美しい絵とともに、静かに自分への質問が投げかけられます。1つ1つの質問に心の中で答えるたびに、胸がじーんとします。薄い絵本なので子どもコーナーにありますが、大人が開きたい本です。「あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。」
<※子どもの絵本コーナー>
『モタさんの“言葉”』 斎藤茂太 文・松本春野 絵
大正生まれの精神科医で随筆家、故・斎藤茂太さん。優しいタッチの水彩画とともに、ページをめくりながらおのずとゆっくり読めるところがいいのでしょうか。じんわりと元気と勇気がわいてきます。
<※914 評論・エッセイ・随筆のコーナー>
『幸せの鍵が見つかる 世界の美しい言葉』 前田まゆみ 訳・絵
明るい色の可愛い表紙に目を引かれました。古い時代から世界中のいろんな立場の人たちが、現代の私たちと同じように壁にぶつかり、悩み、言葉を紡ぎ出し、言葉に助けられてきたんだなぁと思います。何気なく開いたそのページに、今ほしかったヒントがあるかも。
<※901〜 文学のコーナー>
『なくなりそうな世界のことば』 吉岡乾 著・西淑 イラスト
ことばは文化。ことばは生きもの。遠く離れた国で、知らないことばがひっそりと生きていることを知る秘密の時間を味わってください。今自分が生きている世界も、どこか遠くの民族の人たちから見ると、遠い世界の知らない文化、小さなできごと。
<※801〜 言語のコーナー>
(スタッフY.N)
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