新着本紹介
「知ることより考えること」
池田晶子 著
日常の言葉で語る哲学エッセイが人気の池田晶子さん。
本書は「週刊新潮」の連載コラムをまとめた書籍で、1つ1つのテーマが短く読みやすくまとまっています。自分とは何か、生きること、老いること、子育てのことなど、気になるテーマだけでも読んでみると考えるきっかけになるはずです。
「空気がよめなくてもそれでいい 〜非定型発達のトリセツ〜」
細川貂々(漫画家)水島広子(精神科医) 著
いろんな苦手は「非定型」からきている⁉
非定型発達とは、脳の発達に偏りがあり、いろいろな生きづらさに繋がる特徴がある先天的な特異。
マルチタスクが苦手、あいまいが苦手、空気が読めない等、非定型発達の特徴とトリセツ(取扱説明書)をマンガで分かりやすく紹介しています。
「関係人口の社会学 〜人口減少時代の地域再生〜」
田中輝美 著
島根県在住のローカルジャーナリストで、山内元町長、岩本悠さんとともに「未来を変えた島の学校」の著者である田中輝美さんの今年4月の最新刊。
「関係人口」とは、移住でも観光でもない、特定の地域に様々なかたちでかかわる人々を指す言葉。
本書は「関係人口」を社会学の見地から定義しています。第2部4章では海士町島前高校の事例が紹介されています。
「ナチュラルおそうじ大全」
本橋ひろえ 著
お掃除で「手が荒れる」「ごしごし力を入れて疲れる」「ナチュラルな洗剤は落ちにくい」と思っているあなたに捧ぐお掃除のマニュアル!
汚れに合わせた、重曹やクエン酸等の5つの洗剤の使い分けを提案する本書。
汚れに合った対策ならお掃除が劇的に楽になる!のだそうです。
ガスコンロの汚れ、排水パイプの汚れ、浴室の汚れ・・・一読の価値あります!
「琥珀の夏」
辻村深月 著
2012年『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞、2018年『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞した辻村深月さんが今年6月に出版した最新刊。
理想の教育を掲げながらも次第にカルト集団と批判された〈ミライの学校〉。数十年後にその敷地から子どもの白骨死体が発見される。
弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこで出会ったあの子が死んでいたのだとしたら……。圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。
図書館ロビーには、「海士町の夏を満喫しよう」をテーマに、海遊び、バーベキュー、アウトドア入門など、充実した夏を過ごすヒントになる本をセレクトしています!
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