愛と恋の違い?
2012/03/02
新着図書に、たくさんの辞書類が入りました。
その中の『類義語使い分け辞典』の本の帯に、大きく
「愛と恋の違いが説明できますか?」と書かれていました。
気になったので早速辞典で調べてみると・・・
【愛】対象を大切にしたいと思う気持ちを、抽象的・トータルにとらえた感情。
【恋】人や事物をもっと愛したい・深く知りたいという熱情的で一方的な感情。
と載っていました。
そこで、『新明解国語辞典』のことを思い出しました。
大学生のとき先生が講義の中の余談で、この辞典を使って
愛と恋の違いを面白く紹介してくださいました。
『新明解国語辞典』では愛と恋、こんなふうに載っているんです。
【愛】個人の立場や利害にとらわれず、広く身のまわりのものすべての存在価値を認め、
最大限に尊重して行きたいと願う、人間本来の暖かな心情。
【恋】特定の異性に深い愛情を抱き、その存在が身近に感じられるときは、他のすべてを
犠牲にしても惜しくないほどの満足感・充足感に酔って心が高揚する一方、
破局を恐れての不安と焦燥に駆られる心的状態。
おもしろいですよね☆
言葉って本当に奥深いものです。
わたしたちは言葉によってものごとを思考する以上、言葉は選びたいし良いものを遣っていきたい
と思います。自分という人間をを作る一つの要素、みたいな感じでしょうか?
もちろん、言葉は他者に与える影響も大きいですしね☆
そのためにも、読書はとっても有効な手段なのかもしれませんよね。