さくら − 桜 −
2012/04/10
さくら 長谷川摂子 作 矢間芳子 絵
福音館書店
さくら、ソメイヨシノが自己紹介をしながら四季の風景を読者に伝えます。見開き一杯に描かれたさくらが、お見事!!のひと言。読み聞かせにもぴったりですよ。
隠岐島綱引大会『チェリーカップ』が8日の日曜日に行われたばかりの海士町。チェリーカップの由来は、隠岐神社の桜が満開になる時季に行われるため。今年は残念ながら例年より寒く、開花が遅れて蕾のままでした。
ところが・・・綱引大会後の9日には非常に暖かくなり、桜が咲き始めました!!今回の大会は、遅れていた春を手繰り寄せるものになったと思います。
じいじのさくら山 松成真理子 著
白泉社
こちらの絵本も、さくらの満開シーンが実にお見事です。しかし、それ以上に見所なのは、じいじと孫のやりとり。どんなに辛くても「なんも、なんも。」というじいじ。強さの中に、優しさ、思いやりがこもっています。
じいちゃんが大好きだった私は、初めてこの作品を読んで、思わず涙が出ました。
おすすめです。
図書 KAI